一般法人様(婦人服卸業)からのご相談
衣料品業界の構造変化により周辺間屋街が哀退し、それに伴い、金融機関への弁済が滞り売却を希望。しかし、相談者の所有地は狭小地のため、単体での売却が難しい状況であった。
不動産の最有効使用の分析(資産のデューデリジェンス)を行い、収益力、市場価値、個別要因、流動性、今後のマーケットにおける競争力などを調査しました。所有地は隣接した土地に空ビルがあったことから、同時売却を提案。さらにもう一方の隣接した土地に対しても同様の提案を行い、両隣接地を同時に売却することでオフィスビル用地に適した面積を確保し、オフィスビル開発業者への売却が可能に。その結果、単体売却に比べ、売却価格が約1.5倍となり、ご相談者は金融機関へ満額弁済を行うことに成功しました。